蜂鍼療法の方法

ミツバチの尾部からピンセットで針を抜き、患部に刺します。 
非常に微細な針なので、かなりの熟練を要します。
その刺激量を調整しながらそれぞれの患者さんに一番合った刺針方法をとります。 少ない時で1−2匹。 多いときには100匹以上のミツバチを使用します。

アメリカ、カナダではMS(多発性硬化症)の患者さんたちがその治療のために、生きた蜜蜂をそのまま患部に当て刺させる方法をとっています。健康人が直に刺すと、正しく蜂に刺された時のかなりの痛みが走りますが、MS(多発性硬化症)の患者さんにとっては患部を治療する良い刺激となるようです。 
いぼや魚の目の治療等で患部が皮膚の硬い部分ある場合には、蜜蜂を生きたままつまんで、患部に針を刺させます。患部に上手に刺せれば痛みはほとんど感じません。

ミツバチの針

ミツバチの尾部から
ピンセットで針を抜き、
患部に刺します。