ミツバチ蜂鍼療法の歴史

蜂鍼(ほうしん)療法の歴史は古くはギリシャ時代にさかのぼります

蜂鍼療法は蜂蜜を採集するのに昔から飼われている西洋ミツバチを使用します。痛みを軽減することで知られ、その歴史は、古くはギリシャの哲学者ヒポクラテスの時代まで遡ります。
戦闘で疲れた兵士の疲労回復、筋肉痛の軽減などにも利用されたようです。 日本では西洋ミツバチが明治以降日本で飼われる様になって以来,養蜂業の方々を中心に民間療法として行われてきました。 医学的な研究も海外では盛んに行われていますが、現在我が国ではごく限られた一部の医師が行っているだけで、いまだに養蜂業者の方々を中心に、徐々に鍼灸師・柔整師・整体師等々の方々が蜂鍼療法をそれぞれの治療手技に付け加えるような形で行っているのが現状です。2001年には蜂針療法をよりレベルの高い信頼のおける治療法にしようと、これらの方々が中心になり 、既存の蜂針療法研究会を更に発展させた非営利法人・日本アピセラピー協会を組織し、蜂蜜、花粉、プロポリス、ローヤルゼリーなどの蜂産品を含めた総合的なミツバチ療法の研究を続けています。ミツバチの針で刺すというと、かなりの痛みを想像されると思いますが、蜂鍼の刺しかたを適度に調節すれば、決して痛いものではありません。